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日本再生可能エネルギー総合研究所は、再生可能エネルギー普及のための情報収集と発信を行っています。

再生可能エネルギー情報 アーカイブ 2012.05INFORMATION

2012. 5.31
稼働中の原発、世界で9基減少

 日本原子力産業協会が30日まとめた世界の原子力発電開発の動向によると、今年1月1日時点で稼働中の原発は30カ国・地域で合計427基だった。廃炉となった東京電力福島第1原子力発電所の4基を含め、前年調査から9基減少した。建設中の原発は16カ国・地域で75基だった。計画中の原発は94基で、このうち中国が最多の26基を占めた。(日経新聞)

2012. 5.30
電力会社の発送電を分離へ、2014年以降

 経済産業省は、電力会社の発電部門と送配電部門を分ける「発送電分離」を2014年以降に進める方針を固めた。今のように大手電力会社が発電、送電、電力販売を独占するのでなく、自然エネルギーなど様々な発電会社も送電しやすくして、消費者が電力会社を選べるようにする。(朝日新聞)

2012. 5.29
ドイツの高圧送電網整備の費用、320億ユーロ

 いわば「電力アウトバーン」である必要な送電線は4000kmに及ぶ。必要なコストは200億ユーロ。さらに2022年までに洋上風力発電所をつなぐ送電線に120億ユーロが必要とされている。(FAZ)

2012. 5.26
愛知県、小水力発電で日本一を目指す

 愛知県が農業用水を使った小水力発電の発電量日本一を目指して取り組みを進めている。愛知県は農業用水の延長が2467キロあり、北海道、新潟県に次いで全国3位。農地面積に対する水路の密度は全国トップという。水路の高低差が1メートル以上で一定以上の水量がある候補地として、木曽川水系で87カ所、豊川水系で40カ所、矢作川水系で20カ所の計147カ所をリストアップした。全てで発電すれば一般家庭2万2000世帯分の電力となる。(毎日新聞)

2012. 5.26
ドイツメルケル首相が高圧送電網の建設、加速の強い意志

 ドイツが進める再生可能エネルギーへの転換をはかる「エネルギー革命」を達成するためには、送電網が不足している。送電線への投資を義務化して推し進める覚悟。manager magazin

2012. 5.26
東北最大のメガソーラー始動

 東北電力は25日、仙台太陽光発電所を稼働させた。東北電力として2カ所目のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、出力は最大2000キロワット。東北で稼働中の太陽光発電所では他の事業者も含めて最大規模となる。600世帯分の供給能力を持つ。(日経新聞)

2012. 5.26
ドイツの太陽光発電、24日昼に20GWの発電能力発揮で世界一

 ドイツのIWRによると、昨日24日金曜日の昼の時点でドイツ全体の太陽光発電が20GW以上の能力で発電を行った。これは原子力発電所20基分に当たる発電能力となる。天候がよかったことも影響した。昨年の同じ日の実際の発電能力は、14GWだった。(REUTERS

2012. 5.25
既存設備も買い取りへ、固定価格買い取り制度

 枝野幸男経済産業相は25日、7月から始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度について、新規の発電設備に加え、既存設備の発電分も買い取る方針を表明した。当初は新規設備だけを対象にする方向だったが、枝野氏は「先行して努力した人が不利になるのは望ましくないとの指摘もある」と述べ、方針転換することになる。(毎日新聞)

2012. 5.25
ドイツで新しいエネルギー表示法が施行

 EnVKGと呼ばれる新しい法律。電気の器具などに電気消費効率の良さ(省エネ)をA+,、A++ 、 A+++などと表示する。省エネの推進が狙い。(dena

2012. 5.25
海での発電、積極的に政府乗り出す

 政府は波や潮の力を使う海洋発電の開発に本格的に取り組む。波のうねりによる海面の上下の動きを電気に変える波力発電や潮の流れを生かした潮力発電の候補地の公募を年内に始め、2013年度中に実証実験に着手する。日経新聞

2012. 5.24
ノルウェーがヨーロッパの蓄電池になる

 ノルウェー国内の揚水発電所に、ヨーロッパ各地で余った電力を蓄えようというもので、他国との国際送電システムを構築してすでに行われている。新たに高圧送電線を構築するともに200〜300の揚水発電所を建設し、25GWの電力を送ってノルウェーに蓄電するという壮大な計画。(Der Spiegel)

2012. 5.22
茨城県が鹿島港沖に洋上風力発電区域

 計画では、タンカーなど大型船の航行に支障がない鹿島港沖のおよそ700ヘクタールを風力発電の区域に設定した。県は、計画書を国土交通相に提出し、7月にも開かれる国交省の交通政策審議会港湾分科会を経て概要を告示する。風力発電の事業者向けに募集要項を策定するなど、公募準備も進める方針。(読売新聞)

2012. 5.22
茨城県神栖沖に風力発電8基増設 ウィンド・パワー

 ウインドパワー社は現在、神栖市の海岸から約50メートル沖合に日本初の本格的な洋上風力発電として7基を稼働させている。今回はその近くの洋上に8基を増設する。投資額は約45億円で、メガバンクから融資を受ける。(日経新聞)

2012. 5.22
電力小売り、家庭含め完全自由化…競争原理導入

 経済産業省の「電力システム改革専門委員会」は18日、電力小売りについて家庭向けを含め、全面的に自由化することで一致した。いわゆる「総括原価方式」も撤廃し、電力業界に競争原理を導入する。電力会社の発電事業と送配電事業の分離など電力自由化も加速する。(読売新聞)

2012. 5.19
電力小売り、家庭含め完全自由化…競争原理導入

 経済産業省の「電力システム改革専門委員会」は18日、電力小売りについて家庭向けを含め、全面的に自由化することで一致した。いわゆる「総括原価方式」も撤廃し、電力業界に競争原理を導入する。電力会社の発電事業と送配電事業の分離など電力自由化も加速する。(読売新聞)

2012. 5.18
Apple100%再生可能エネルギーでデータセンター稼働へ

 Appleはノースカロライナ州メイデンに所有するデータセンターを、年内に100%再生可能エネルギーでまかなうことを目指している。すでに、広大な太陽光発電施設をメイデン近辺に現在建築している。敷地面積は200エーカーで年間発電量は4200kWh。別に構築している燃料電池設備が稼働すれば、合計で年間12400kWhの電力を生産できるとしている。(日経ビジネス)

2012. 5.16
再生可能エネ法、政省令案が公表

 同時にパブリックコメントの募集が始まった。調達価格等算定委員会が公表した買取価格・期間案を踏襲したものだが、これまで明らかになっていなかった「電源共通に設ける基準」、「電源ごとに求める基準」などが併記されている。(環境ビジネス)

2012. 5.16
2011年のドイツの洋上風力発電産業の従事者、8,600人に急伸

 ドイツの洋上風力産業で働く雇用者の数は、2010年の6,900人から、2011年の8,600人へと飛躍的に伸びた。当然のことながら、北部の港のある地域の伸びが大きく、さらなるチャンスを追求するため港の整備などが求められている。(IWR)

2012. 5.16
ドイツ首相、環境大臣を更迭

 ドイツのメルケル首相は、レトゲン環境大臣を更迭した。本人の辞任の希望を受け入れなかった。先週行われたNRW州の州議会選挙で歴史的な大敗を喫し、環境大臣への強い批判を受けたものとみられる(IWR)

2012. 5.11
ドイツ連邦議会の上院、太陽光発電のFIT減額をストップ

 ドイツ上院における審議で、政府の進める太陽光発電に対する助成の大幅カットの実施について、同意に十分な賛成を得ることができなかった。野党の社会民主党や緑の党は経済や雇用に悪影響があると助成カットに反対していた。法律の効力に対して上院の同意は必ずしも必要としないが、少なからぬ影響があると見られている。Reuters

2012. 5. 9
世界の太陽光発電、2016年には200GW以上に

 ヨーロッパの太陽光発電連盟EPIAによると、2011年末における世界の太陽光発電施設の発電能力は、およそ70GW。新設はそのうち29.7GWで、最大はイタリアの9.3GW、ドイツの7.5GWと続き、この2つの国だけで全体の半分を越えている。さらに2016年には、200GWに達すると見られている。(IWR)

2012. 5. 9
ドイツの洋上風力の情報プラットフォームスタート

 ドイツ環境省は、洋上風力専門の情報プラットフォームをスタートさせた。今後ドイツに置いて洋上風力発電設備の飛躍的な伸びが予想されるためで、専門のポータルサイトで支援を行うもの。(IWR)

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